バス釣りにおけるフィネスアプローチに求められるのは、小さくても確かな存在感と、バスに「食べたい」と思わせるリアルな動きです。C-4リーチは、その絶妙なバランスを実現したスリム系ソフトベイト。全長3.1インチというコンパクトなボディに、繊細さと複雑な生命感を詰め込んだこのルアーは、あらゆるリグとフィールドで多彩なベイトフィッシュに変身し、スレたバスに対しても抜群の喰わせ力を発揮します。
C-4リーチの特徴
C-4リーチ最大の魅力は、長くて幅のあるリーチテールが生み出す“艶めかしい揺らめき”と、それを支える細かなパーツたちの“複雑な波動”です。テール部分は精密成型によって非常に薄く作られており、水流やロッドワークによってテロテロと揺れる柔らかい動きに加え、内蔵されたスパイン&リブ構造により、プリプリとした反発のある振動も生み出します。これにより、ただの“動くテール”ではなく、生命感あふれるアクションが可能になっています。
さらにボディには、エビや小魚の触手、胸ビレを思わせるヒゲやパドルといった+αのパーツを配置。テールとは異なる微振動を発生させるこれらのパーツは、単調になりがちなフィネス系ワームに多層的なアピールを加え、リアリズムを一層引き立てます。これらの要素が組み合わさることで、C-4リーチは水中でまるで“何かの生き物”として自然に存在するかのような演出を実現しています。
シェイプ自体も、小魚・ゴリ・エビといった多様なベイトフィッシュをイメージしたデザインとなっており、リグや使い方に応じて様々な役割を果たせる汎用性の高さもポイントです。上下対称の形状を持つため、フックの縦刺しにも対応しており、バランスよく泳ぐ姿勢を保てるよう設計されています。
また、ボディはソルト少なめの柔らかめマテリアルを採用し、浮力を高めることで、テールの自然な揺れをしっかり活かせる仕様に。そこにエビやイカ由来のスペシャルフォーミュラを配合することで、嗅覚によるアプローチも可能にしています。もちろん、FECOエコタックル認定商品としてトーナメントでも安心して使用可能です。
C-4リーチの使い方
C-4リーチは、フィールドや状況に応じてさまざまなベイトフィッシュに“変身”できるルアーです。もっとも定番の使い方はダウンショットリグでのシェイキング。軽くロッドを揺らすだけで、リーチテールが水を掴み、微細にうねるような動きを見せ、岩に付いた苔をついばむ小魚を連想させます。このアクションはクリアウォーターやサイトフィッシングでも効果的で、ボディの存在感を抑えつつ、テールの動きでしっかりとアピールできます。
ネコリグで使用すれば、リフト&フォール時にエビのような跳ねる動きを演出。着底後にはふわっと漂うような姿勢をとるため、ボトムで喰わせるチャンスを広げられます。また、ジグヘッドリグではトゥイッチ&ステイを組み合わせることで、ゴリのようにボトムを逃げ回るイメージのアクションが可能です。その他にもスモラバのトレーラーやキャロライナリグなど、用途は非常に幅広く、ひとつのルアーで多様な攻め方ができるのが大きな強みです。
C-4リーチは、ただ小さくて喰わせに特化しただけのルアーではありません。わずかな水流にも反応し、リアルな揺れと微波動を併せ持つそのアクションは、まさに“生き物そのもの”。プレッシャーの高いフィールドやスレたバスを相手にする状況で、確実に一歩先を行く喰わせの力を発揮してくれる、信頼の一本です。
C-4リーチのインプレ
エバーグリーンのC-4リーチのインプレを紹介します。
久しぶりの倉敷川🎣
C-4リーチのホバストとルーフェンでキャッチ🔥
最近の流行りとか分からんけど、本当に釣れるルアーは何年経っても色褪せません
特にC-4リーチは凄い。ほんとに。。 pic.twitter.com/sIDI3VWQ8q— バーニング佐竹 (@EG_satake) August 9, 2023
昨日の魚🐟
ウッドカバーの最奥にいた。
ウッドカバーの中のバイト多いけど乗らないこと多いけど、こういう魚がいっぱいいるのかも。
普段ならガッカリサイズだけど、大会中は貴重な1本笑
ターンの水と、風嫌って入ってきたやつかな?
ビーク4.2gにC4リーチでした😄
#北浦
#釣下克上 pic.twitter.com/84gifpU2FW— あ き と 〈 遠藤 晟大 〉 (@Bass_Akito) December 4, 2023