バスフィッシングの世界において、ロッドは単なる道具ではなく、自身の分身としてフィールドに立つための武器です。ダイワの「リベリオン722MHFB」は、そんなアングラーの情熱に応える一本。攻撃的かつ繊細なスペックと圧倒的な存在感を備えたこのロッドは、あらゆるフィールドで活躍する“反逆者”の名を冠するにふさわしい逸品です。
リベリオン722MHFBの特徴
リベリオン722MHFBは、ソフトかつ短めのティップにベリーからバットにかけて急激に立ち上がるシャープなテーパー設計が施されています。このマルチテーパー構造により、フィネスジグや高比重ノーシンカーといった繊細な釣法でも、カバー際での感度が際立ち、ルアーの細かな動きも逃さず手元へと伝えてくれます。特に、ティップ部の柔軟さが障害物へのタッチ感を引き出し、アングラーに的確な判断材料を提供してくれます。
一方で、ベリーの強さは遠投性能に優れ、巻きモノを多用するスタイルにも抜群の相性を誇ります。スピナーベイトやリップレスクランクといったルアーも、高いキャスト精度とレスポンスで狙ったスポットへと送り出すことができます。シャープな振り抜きと抜群の操作性により、近距離からロングディスタンスまで幅広い釣法を一本でカバーできるのがこのモデルの魅力です。
また、ブランクスにはダイワが誇るHVFカーボンを採用。無駄なレジンを排し、高密度に圧縮されたカーボン繊維が、軽量でありながらもパワーと粘り強さを実現しています。さらに、X45構造とBRAIDING Xによる補強がロッドのネジレを抑制し、キャストやファイト中の安定感を飛躍的に向上。ロッド全体に施された高次元の補強技術が、タフなフィールドでも一歩先の攻めを可能にしています。
リールシートにはエアセンサーシートを搭載し、ベイトモデル特有のブランクタッチトリガーが、よりダイレクトな操作感と高感度をアングラーに提供。さらに、アルミ製のREBELLION NUTは、操作中の安定感とスタイリッシュな外観を両立しています。その印象的なブラックとオレンジのコントラストは、使う者の個性を際立たせるビジュアルのアクセントにもなっています。
実戦で鍛え抜かれたこのモデルは、単なる特化型ロッドとは異なり、マルチな性能を一本に集約。攻めの姿勢を貫きながらも、繊細さを失わないバランスは、リベリオンならではのアイデンティティです。中・上級者はもちろん、これからより深くバスフィッシングを探求したいアングラーにとっても、信頼の置けるパートナーとなるでしょう。
リベリオン722MHFBのインプレ
ダイワのリベリオン722MHFBのインプレを紹介します。
今期の湾奥カヤックの秋〜冬タックル
ベイト
・ロッド リベリオン 722MHFB
・リール ジリオン SVTW 1000H
スピニング
・ロッド ベイマチック BMTS-70M
・リール エクスセンス CI4+ 3000MHGベイトは巻きの釣り用。
スピニングはドッグウォーク、ジャーク等、アクションつける用。 pic.twitter.com/PkWdY022y2— アキラ/カヤックフィッシング (@commune_0217) October 19, 2021
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