ダイワのスティーズSC C69M+ -2・STのインプレ

本気でバスフィッシングに向き合うアングラーのために生まれた、ダイワ「スティーズSC C69M+ -2・ST【FIRE WOLF】」。タフな現代のフィールドで確実に釣果を上げるため、並外れたバーサタイル性と鋭敏な感度を融合させたこのロッドは、従来モデルを凌駕する完成度を誇ります。携行性に優れるセンターカット2ピース仕様を採用しながらも、1ピースモデルに迫るパワーとレスポンスを実現した、まさに次世代バーサタイルロッドの真骨頂です。

スティーズSC C69M+ -2・ST【FIRE WOLF】の特徴

このモデルの最大の特長は、チューブラーと見間違うほどスティッフな中弾性ソリッドティップの搭載にあります。16ファイヤーウルフの特性をベースにしながら、操作性と感度をさらに高めた22ファイヤーウルフのブランク構造を踏襲。レギュラーファストテーパーの採用により、水中抵抗の大きいルアーでもモタレることなく、意のままのコントロールが可能となっています。ティップの適度な硬さは、ラバージグなどの底物リグを明確に操作するだけでなく、繊細な水中の変化をも確実に手元へと伝えてくれます。

ワイヤーベイトのスラックラインリトリーブやクランクベイトの操作にも抜群の適応力を持ち、巻きの釣りでも「乗せ感」を体感できる設計は、今までのスティーズの常識を覆すレベル。ノーシンカーやライトテキサスといったワーミング系から、巻き物全般、さらには状況に応じた表層系ルアーまで、この一本で多くの釣法をこなせる万能性が魅力です。

センターカット2ピース構造においては、Vジョイントαの採用が真価を発揮。2ピースながら1ピースと遜色ないベントカーブと復元力を持ち、継ぎ目の存在を感じさせません。また、軽量かつ高強度の「SVF COMPILE-Xナノプラス」ブランクが、振り抜きの軽快さと鋭い感度、そして圧倒的なバットパワーを実現。筋肉質な設計が、ピンポイントへのキャスト精度とビッグバスとのファイト性能を両立させます。

加えて、カーボン製の「AGS(エアガイドシステム)」を搭載し、ラインを通じた微細なアタリをダイレクトにブランクへと伝達。従来の金属ガイドでは感じ取れなかった情報までもが、手元にしっかりと届きます。ガイド部を支えるCWS(カーボンラッピングシステム)によって軽量化と高剛性を両立し、全体のバランスをより高い次元へと引き上げています。

リールシートには、DAIWAの最高峰技術「AIR BEAM SEAT」を採用。オフセット構造による低重心設計と、トリガー部の形状改善によって、あらゆるグリッピングにおいて違和感のないフィット感を実現しています。キャストから操作、フッキング、ファイトまでの一連の動作をスムーズに行える設計は、ストレスのない操作性を提供し、一日中撃ち続けても疲れを感じさせない快適さをもたらします。

スティーズSC C69M+ -2・ST【FIRE WOLF】は、携行性とバーサタイル性を極限まで高めた、まさに勝てるためのロッド。タフなフィールドでの一尾を確実に仕留めるための性能を秘めたこのモデルは、すべての本気アングラーに向けた究極の一本です。

スティーズSC C69M+ -2・STのインプレ

ダイワのスティーズSC C69M+ -2・STのインプレを紹介します。

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