広大なビッグレイクや、岸からのロングキャストが求められるシーンにおいて、的確なアプローチを可能にする一本がシマノのゾディアス172MHです。パワーと感度、そして飛距離というバスロッドにおける三大要素を高次元で融合したこのロッドは、アングラーが目指す理想の釣りに近づけてくれるパートナーといえます。フィールドの規模が大きくなるほど、その真価が発揮されるハイパフォーマンスモデルです。
ゾディアス172MHの特徴
ゾディアス172MHは、その名の通り7フィート2インチというロングレングスが最大の魅力のひとつです。ロングキャスト時にしっかりとブランク全体でルアーを押し出し、遠くのストラクチャーやピンスポットに正確に届けることができます。この長さとMH(ミディアムヘビー)クラスのパワーによって、ヘビーカバーやビッグベイトの使用にも対応し、幅広い戦略を展開することが可能です。
また、カーボンモノコックグリップが搭載されており、手元に伝わる感度は従来比で約130%に向上しています。このグリップは軽量かつ中空構造となっており、水中の微細な変化をリアルに伝達。魚の小さなアタリやボトムの質感の違いまでも、まるで電気信号のように明確に感じ取ることができます。ブランクとの相乗効果によって、感度だけでなく操作性やレスポンスも高まり、アングラーの意図するアクションをより正確にルアーに伝えることができます。
ロッド本体にはシマノ独自の「ハイパワーX」構造が採用されており、キャスト時やファイト時に発生するブレやネジレを抑制。ティップのブレが少ないため、飛距離だけでなく精度も向上し、狙ったスポットへルアーを送り込むことが可能です。さらに、フッキング時のパワー伝達効率も高く、ビッグフィッシュとのやり取りにも安定した対応力を見せてくれます。
細部にまで配慮された設計もこのモデルの魅力です。リールシートにはカーボン強化素材CI4+を用いたパーフェクションシートXTが採用され、握りやすさと軽量性を両立。長時間の釣行でも疲れにくく、繊細な操作を支えます。また、エンドグリップ部にはモデル名が刻印されており、タックルの管理や持ち替え時にもひと目で識別できる実用性の高さが光ります。
ゾディアスシリーズの中でも、遠投性とパワーに重きを置いたゾディアス172MHは、特に広大なフィールドを攻略するアングラーにとって理想的な一本です。実釣性能と携帯性、そして洗練されたデザインを兼ね備えたこのロッドは、まさにグローバルスタンダードにふさわしいバスロッドといえるでしょう。価格帯も税別19,200円から22,200円と、性能に対して非常にコストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
ゾディアス172MHのインプレ
シマノのゾディアス172MHのインプレを紹介します。
やっぱり晩秋&初冬の深い横はスイムジグやスイミングヘッド👍
ゾディアス172MHにカルコンシャローにマスティフ14lbの組み合わせ🎣 pic.twitter.com/QFren5BmBg— 黒田 健史 (@Kenshi_Kuroda) December 10, 2023
自宅から車で30分程の距離にある川にて。まぁ坊主でしたが………しかしゾディアス172MHは値段の割に良い竿ですね!飛距離も感度も、川でも湖でも、バスでもトラウトでも、バランスよく使える! pic.twitter.com/gXI2xqLWyw
— m4ysh1ne (@m4ysh1ne1) March 9, 2019
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