繊細なバスフィッシングを極めるうえで、ロッドの感度と操作性は非常に重要な要素です。特に、ショートバイトを確実に捉え、軽量リグを自在に操るには、専用の設計が求められます。シマノのエクスプライド261UL-Sは、そんなフィネススタイルの釣りをより高度に実現するために誕生した、ソリッドティップ搭載のスピニングロッドです。現代のフィールドに適応し、確かな成果を引き出す一本として、多くのアングラーから注目されています。
エクスプライド261UL-Sの特徴
エクスプライド261UL-Sは、名機「263L-S」の操作性を継承しながらも、1/16oz.クラスのリグをストレスなく扱えるよう、パワーダウンを図ったモデルです。その核となるのが、シマノ独自の高感度ソリッドティップ「TAFTEC ∞」の搭載です。この素材は、しなやかさと高い復元力を兼ね備えており、わずかなバイトも逃さず感知し、確実なフッキングへと導きます。特に、バスが活性の低い状況や、プレッシャーの高いフィールドでは、アングラーの感覚に頼らざるを得ない局面が多くありますが、TAFTEC ∞の性能がその頼れる感覚を支えてくれます。
操作性に優れたショートソリッド設計により、軽快なリグ操作が可能です。たとえば、ジグヘッドリグやネコリグ、ダウンショットといったライトリグでの繊細なアクションも思いのまま。リグが水中でどのように動いているかをイメージしながら操れるため、ボトムや中層でのアプローチがより精密になります。また、ロッド全体の軽量化に貢献するカーボンモノコックグリップもエクスプライドシリーズならではの魅力のひとつです。このグリップは、従来よりも高い感度とホールド性を実現し、指先の感覚を最大限に活かした釣りを可能にします。
デザイン面でも、マットラバーコーティングを施したリールシートや精悍なマットフィニッシュのブランクス元部など、機能美に優れた仕様が随所に見られます。使いたいロッドが一目で分かるよう、グリップ部にはコンセプト名と番手が明記されており、複数のロッドを使い分けるシーンでも素早く対応可能です。まさに、実践の中から生まれた細やかな配慮が随所に光る一本です。
エクスプライド261UL-Sは、陸っぱりやレンタルボートといった様々なスタイルのフィールドに柔軟に対応します。パワーダウンによる軽快な操作感と、TAFTEC ∞による高感度を融合させたことで、従来のフィネスロッドにはない新たな魅力を備えています。高次元でバスを仕留めたいアングラーにとって、このロッドはまさに“必要だった1本”と言えるでしょう。価格帯としても非常に良心的で、コストパフォーマンスの面でも優れた選択肢です。タフコンディションでこそ真価を発揮する、信頼のフィネスロッドとして、ぜひ一度その実力を体感してみてください。
エクスプライド261UL-Sのインプレ
シマノのエクスプライド261UL-Sのインプレを紹介します。
先日の桧原湖釣行の際
よくブログや動画を参考にしている黒田プロに湖上で応援の一言をかけさせて頂きました。
お邪魔かな?と思ってかなーり迷いましたが嫌な顔せずに話を返して頂きました。
その日、エクスプライド261ul-sを使っていたのですが2万でこれが買えるなんてお得と思ってしまった。。。 pic.twitter.com/3tjnYl4A7i— モンデイイヨ山形 (@ninja_bassfish) August 26, 2024
エクスプライドの261ul-sが良い感じ。そもそも大きなハズレは無い番手ではあるものの、シマノソリッドに加え、ガイドセッティングが良いのかな?糸抜け、キャスト精度が良い感じ。
— narisan (@narisan_basser) August 16, 2024
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