小鮎やハスなどの5~6インチのベイトフィッシュをメインとするフィールドでの釣りにおいて、タイトで正確なシェイクが求められる場面で真価を発揮するロッドが、シマノのエクスプライド267L+です。このモデルは、ただのライトアクションロッドではなく、ヘビーリグにも対応する高いパワーと、細かい操作を可能にする繊細なティップを併せ持つ、いわばシェイキング特化型のスピニングロッドといえる存在です。
エクスプライド267L+の特徴
エクスプライド267L+の最大の特徴は、ティップ部分に搭載された「エキサイトトップ」にあります。この特殊構造は、意図的に硬めのティップを設定することで、ルアーを細かく揺らすシェイク動作に対して、ラインスラックを自動的に生み出し、連続したローリングアクションを発生させます。これにより、ミドストやボトストといった中層攻略系リグの釣りにおいて、驚くほどナチュラルかつ効果的なアクションを実現。喰わせのタイミングを逃さず、バイトの数が大きく変わることさえあります。
また、このロッドはジグヘッドウェイト1/8〜1/4oz.といった比較的重めのリグをタイトにレンジキープできる設計となっており、深場や流れの中でもルアーの姿勢を安定させることが可能です。そのため、釣りのテンポを崩さず、効率的にアプローチすることができます。
さらに、エクスプライドシリーズの進化として注目すべきは、新たに採用された「エッジタイプ」のカーボンモノコックグリップです。従来のグリップよりも軽量化されただけでなく、握った際に指にしっかりと引っかかるエッジ形状が採用されており、操作性の向上にも一役買っています。加えて、滑りにくいマットラバーコーティングが施されており、濡れた手でも確実なホールド感をキープ。キャスト時の精度を高めるだけでなく、繊細なロッドワークにおいても安定感をもたらします。
もちろん、ブランクスにはシマノの誇るハイパワーX構造が採用されており、キャスト時やファイト時に発生するネジレを抑制。その結果、ルアーの飛距離や精度が向上し、さらにランカーサイズのバスとのファイトにおいても安定した対応が可能となります。
エクスプライド267L+は、現代のバスフィッシングにおける中層攻略やシェイキングテクニックに特化しながらも、シリーズ全体が持つ高い感度・操作性・軽量性といった特長をしっかりと受け継いでいます。パターンがハマった時には手放せなくなる、そんな存在感を放つロッドであり、確かな武器としてアングラーの釣果に貢献してくれることでしょう。価格帯としてもクラスを超えた性能を誇るこのモデルは、あらゆるレベルのアングラーにとって信頼のおける一本となるはずです。
エクスプライド267L+のインプレ
シマノのエクスプライド267L+のインプレを紹介します。
相模湖でロクマル釣った時のタックルを教えて欲しいとのお声がいくつかあったので🤔
ルアー:野良ネズミウルトラ改(画像の1番右)
ロッド:エクスプライド267L+
リール19ヴァンキッシュ2500SHG
ライン:Xブレイドアップグレード0.8
リーダー10lb… pic.twitter.com/ex5gBrNRjZ— TORI (@BHg6sjn) August 2, 2024
夕方マル。
スピニングのキャスト練習しにwエクスプライド267L+にベビーポップXとか付けて1時間ちょい遊んでたら10本も釣れた🤣謎 pic.twitter.com/kTssOyDWQA
— Ryo Sakurai【MPB LURES】【GRAVEL】 (@mpb_lures) June 29, 2023
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