レサト1651R-2のインプレは?

シマノが生み出したバスロッドの名作「レサト」が、現代のフィッシングスタイルに合わせて進化を遂げ、2025年に新たな姿で登場します。その中でも「レサト1651R-2」は、ライトプラッギング全般に対応するバーサタイル性と、粘りとしなやかさを活かした柔のパワーが光る一本です。タフなコンディションでも力強く対応できる設計と、瞬時にスタイルチェンジできる機構が融合したロッドは、まさに現代アングラーのための相棒と言えるでしょう。

レサト1651R-2の特徴

レサト1651R-2は、シャロークランクベイトやジャークベイトといった巻き物系ルアーに対応したモデルで、しなやかさを生かしてトリプルフックのフッキング率を高めています。その絶妙なティップの追従性は、バスフィッシングのみならず、ボートシーバスやライトジギングなど、幅広いジャンルでの活躍を可能にします。プラグを操る繊細さと、ファイト時の粘り強さが共存していることが、このモデルの最大の魅力です。

このロッドの根幹を支えているのは、スパイラルXコアとハイパワーXというシマノ独自のカーボン構造技術。高剛性と軽量化を両立させるこのブランクス設計により、振り抜きの鋭さ、キャスト精度、ファイト時の粘りといった、あらゆるシーンでの高次元のパフォーマンスを実現しています。また、ガイドには軽量で感度に優れるオールチタンフレームを採用しており、ロッド全体のバランスも非常に良好です。

さらに特筆すべきは、「LENGTH SWITCH SYSTEM」の存在です。これは、グリップエンドに装着されたパーツを締め込むことで、150mmのグリップ延長が可能となる画期的な機構です。通常のキャスト仕様から、ジギングやバーチカルな釣りへの切り替えを、リールを外すことなく行えるため、フィールドでの素早い対応が求められるシーンでも非常に便利です。1本のロッドで複数のゲームをこなせる柔軟性は、特に遠征釣行や変化の多いボートフィッシングで真価を発揮します。

ベイトリールシートには、上位モデルであるワールドシャウラリミテッドと同様の「シームレスファイティングシートCI4+」を採用し、手元の段差を排除した快適なグリップ感を実現。デザインもまた、シマノらしい控えめながら上質な金属感を放ち、使用前から満足感を得られる仕様となっています。収納時には、ロゴ入り専用ロッドケースに安全に収納できるため、保管や移動時の扱いもスマートです。

レサト1651R-2は、シャッドやジャークベイトなどのライトプラグはもちろん、トラウト、ボートシーバス、ライトジギングといったさまざまな対象魚に対応し、一本で多彩な展開を可能にする頼れるロッドです。その扱いやすさとアシスト性能の高さから、ステップアップを目指すアングラーにも最適な選択肢となることでしょう。精緻にしてタフ。レサト1651R-2は、新時代のフリースタイルフィッシングを支える名作です。

レサト1651R-2のインプレ

シマノのレサト1651R-2のインプレがなかったのでレサトシリーズのインプレ動画を紹介します。

 

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