バスフィッシングの中でも、特にハードベイトゲームにおいて極限までの精度と操作性を求めるアングラーに向けて生まれた一本、それがノリーズの「ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャル HB730MH-Gc」です。伊藤巧がアメリカB.A.S.S.での実戦経験を元に鍛え上げたエリートスペックモデルとして設計され、重めのスピナーベイトやブレーデッドジグ、さらにはマグナムクランクベイトまでも自在に操ることができるグラスコンポジット・ベイトキャスティングロッドです。
ロードランナーHB730MH-Gcの特徴
HB730MH-Gcの最大の特徴は、7フィート3インチのロングレングスでありながら、フルキャストを必要とせずとも十分な飛距離を実現できる点にあります。キャスティングの省力化はもちろん、アキュラシーにも優れており、ロングディスタンスでのバイトにも的確にフッキングを決められる仕様となっています。これを可能にしているのが、独自のバキュームファーストテーパーと称されるアクションで、パワーはミディアムヘビーながら、ベリーからバットには高弾性カーボンを、ティップには100%グラス素材を採用することで、柔軟な追従性と強靭なトルクを両立しています。
フルグラスのティップ部は、ルアーの動きを制限せず自由に泳がせることができ、魚が違和感を感じにくく、カウンターバイトにもしっかりと追従してくれる柔らかさを持ち合わせています。一方で、バットパワーは10lbオーバーのモンスターバスとも対等に渡り合えるほど強力で、掛けた魚を確実にランディングまで導くことができます。
ガイドセッティングは、軽量な富士工業製チタンフレームを使用し、ティップ部にはシングルフットガイドを採用。これによりロッド全体の重量を抑え、振り抜けの良さと感度の高さを維持しています。加えて、このモデルはグリップジョイント式の2ピース構造となっており、収納性や持ち運びの利便性にも配慮されています。
グリップ周りにも高い機能性と快適性が備えられています。ノンスリップフォアグリップはショート化され、握りやすさと操作性を両立。富士工業製PTSリールシートをベースに、手首の自由な動きをサポートする非対称デザインを採用し、長時間のキャスティングでも安定したフォームを維持できます。さらに、富士工業製WBCバランサーと3/8oz.の着脱式バランスウエイト2枚が標準装備されており、使用するルアーやフィールド状況に応じて、瞬時にキャスティングバランスを調整することが可能です。
「バキューム」の名を冠して復活したこのロッドは、単なるパワーゲームにとどまらず、精密なキャスト、バイトの追従性、そして確実なランディングという三拍子を極めた一本です。グラス特有のダルさを排除し、グラスとカーボンの融合によって得られた軽快な操作感は、ハードベイトゲームにおける新たな基準となることでしょう。ハードルアーの釣りを真剣に極めたいアングラーにとって、HB730MH-Gcはまさにその答えとなるロッドです。
ロードランナーHB730MH-Gcのインプレ
ノリーズのロードランナーHB730MH-Gcのインプレを紹介します。
アメリカ用HB730MH-Gcを手配して貰いました。… pic.twitter.com/1ZfbL3VfJA
— Takumi Ito 伊藤巧 (@takumi_no_oheya) January 14, 2025
HB730MH-Gc × ショットオーバー5.5BIG
この竿とルアーのコンビは釣れる気しかしなかった今日の津久井湖です✨#nories #ノリーズ #バス釣り #バスフィッシング #釣りカジュアル #bassfishing #プロモーション #hb730mh_gc #ショットオーバー55big #津久井湖 pic.twitter.com/sHeljhmxoY— 福永 悠野 Yuya Fukunaga (@YuyaFukunaga08) April 5, 2025
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