バスフィッシングの中でも、特に広範囲をテンポよく探っていきたいときや、風や流れが強い状況下では、飛距離やレンジコントロールの精度が求められます。そんなシビアなコンディション下で実力を発揮するのが、リレンジです。サスペンドタイプのミノーとして、飛ぶ、潜る、止まるという3つの要素を高次元で融合し、バスのスイッチを確実に入れるリアクションベイトとして多くのアングラーに信頼されています。
リレンジの特徴
リレンジは110mmと130mmの2サイズ展開で、それぞれ約1.0〜1.5m、約1.5〜2.0mのレンジをしっかりと攻略できる潜行深度を備えています。フルサイズクラスのミノーでありながら、トゥイッチやジャークでの操作性が非常に高く、キレのある左右へのダートアクションを軽快に演出できます。しかもその動きの直後には、“ブルッ”と震えるような自発的アクションを発生させ、しっかりと“喰わせ”の間を作ってくれるのです。
飛距離の面でも優れた性能を持ち、搭載されている「TGゼロフリクションスライド構造」がその秘密です。これは円柱形の高比重タングステン素材にフッ素樹脂コーティングを施したもので、移動時の摩擦を限りなく抑えることでスムーズな重心移動を実現。向かい風でも安定した飛行姿勢を保ち、驚くほどの飛距離を叩き出してくれます。
ボディデザインには、視認性とリアリズムを追求したカラーリングが豊富にラインナップされています。たとえば、「ババタク明滅レーザー」は、明滅効果と強いフラッシングを兼ね備えた攻撃的なカラーで、低水温期のリアクション狙いにぴったりです。「ババタクホワイトクロー」は、マッディな水質やローライト時に有効な膨張色として、シルエットを際立たせる演出が可能です。そして「ババタクゴーストワカサギレーザー」は、透過しつつ微かに光るゴースト系仕上げで、クリアな水質や警戒心の高いバスに対して効果を発揮します。
リレンジの使い方
リレンジの基本的な使い方は、ジャーク&ポーズやトゥイッチ&ポーズです。操作時にはしっかりとロッドに引き感が伝わり、左右へのリズミカルなダートを誰でも簡単に出すことができます。アクション後に止めることで自発的に微振動し、まるで生きた小魚が最後の力を振り絞るかのような演出が可能です。この“動きからの静”をしっかりと見せることが、スレたバスを口を使わせる最大の武器となります。
また、一定のレンジをキープしたただ巻きでも、フラットボディによる強いフラッシングが効果を発揮します。バスの活性が高い時は巻きスピードを上げてテンポよく、逆に低活性時はポーズを長めに取ることで、状況に応じたアプローチが可能です。
リレンジは、サイズ感・飛距離・アクションすべてにおいて高次元でバランスの取れたハイスペックミノーです。野池から大規模リザーバーまで、どんなフィールドでも活躍できる汎用性の高さを持ち、釣果を求めるアングラーにとって強い味方となること間違いありません。
リレンジのインプレ
ジャッカルのリレンジのインプレを紹介します。
遠賀川も春🌸✌️
リレンジ85Fで浮かせてドン💥
気持ちええやつ🙋♂️ pic.twitter.com/TfaHxv875C— 水野 浩聡 (@Hiroaki__Mizuno) March 13, 2025
昨日は今年から釣り解禁になった、茨城県高萩市にある小山ダムのブッシュクラフト様に行ってきました!
リレンジ110とRVドリフトフライで60センチ弱のブラウントラウトが遊んでくれて、最後にグッドサイズのバスにも出会えました。
是非また遊び行きたいです! pic.twitter.com/4ziFG55MQo
— 郡司潤 (@JACKALL_Gunji) July 1, 2023
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