バスフィッシングにおいて、新しいスタイルやメソッドを常に提案し続けてきたダイワのハートランド。その精神を色濃く受け継ぎながら、現代の釣りに適応する形で進化を遂げたのが、ハートランド722MRB-20です。スモラバをはじめとしたライトウェイトのベイトフィネスを極めたいアングラーにとって、このロッドは信頼できる相棒となる存在です。
ハートランド722MRB-20の特徴
ハートランド722MRB-20は、村上晴彦氏が提唱する「PE PERFORMANCE」コンセプトをもとに開発され、伝説の二代目ドットスリーをベースに、さらに遠投性能と操作ストロークを加えた進化系ベイトフィネスロッドです。メインターゲットとなるのは1/4ozクラスのラバージグ。その繊細なアプローチを可能にするロッドとして、村上流の釣りを体現しています。
ブランクスには、東レのナノアロイテクノロジーを応用したHVFナノプラスカーボンを採用。これにより、細身でありながら肉厚で強靭なパワーを持ち、優れた粘りと復元力を両立した設計となっています。この素材はキャスト時の安定感と飛距離を高めるだけでなく、魚とのやりとりにおいても安定したリフト力を発揮します。
さらに、ハートランドの伝統技術であるへら合わせとVジョイントを組み込んだセンターカット2ピース構造により、ワンピースロッドと変わらない美しいベントカーブを描きます。継ぎ目の違和感をほとんど感じさせず、スムーズなロッドアクションが可能な点も大きな魅力です。
ティップからバットにかけて最適なバランスで設計されたこのロッドは、繊細なルアー操作と確実なフッキング、そしてキャストアキュラシーに優れた性能を発揮します。PEラインとの相性も抜群で、風やラインの浮きによる操作性の低下を抑えつつ、軽量リグでも十分な飛距離と感度を確保しています。
操作性と感度の高さは、DAIWA独自の感性領域設計システム(ESS)によって支えられています。これはアングラーが感じるロッドの「使いやすさ」や「しっくりくる感触」といった感覚的な要素を科学的に解析し、設計に反映させるシステムで、実釣時のパフォーマンス向上に直結しています。
ベイトフィネスのスタイルにおいてはもちろん、スモラバだけでなくネコリグやライトテキサス、ダウンショットなどにも幅広く対応できるバーサタイル性も魅力です。軽量リグを遠くへ、正確に、そして繊細に操る。この一連の動作を違和感なくスムーズに行えるよう設計されたハートランド722MRB-20は、まさに現代のスモラバロッドの完成形とも言えるでしょう。
その見た目からも感じられる美しさと実釣性能の高さは、ハートランドというブランドの哲学を象徴しています。バスフィッシングに新しい価値を見出したい、そんなアングラーにこそ、このロッドの真価が伝わるはずです。ハートランド722MRB-20は、フィネスの世界をさらに広げるための新たな扉を開く一本です。
ハートランド722MRB-20のインプレ
ダイワのハートランド722MRB-20のインプレを紹介します。
ハートランド。AGS1本、スタンダード3本。722MRB-20はちょくちょく使ってます。スティーズCT+KTFスプールでゲーリー4インチのグラビンバスに😆 pic.twitter.com/rtq0V11V2y
— メガネ@バス釣り (@njk4g59122AOPAS) October 5, 2023
津久井湖午後の部。
子供がお祭りに行きたいとかで17時上がり😇
グラビンバズで3匹でした。全部ハートランド722MRB-20でゲーリー4インチグラブノーシンカーも全然使えるので最近はよく使います。 pic.twitter.com/rezMFihfja— メガネ@バス釣り (@njk4g59122AOPAS) August 26, 2023
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