ダイワの21スティーズa tw hlcのインプレ

ベイトリール

遠投性能を極め、タフに使い倒すためのベイトリールとして、ダイワが全技術を注ぎ込んだのが「21スティーズ A TW HLC」です。バスフィッシングを真剣に突き詰めるアングラーに向け、DAIWAが生み出したこのモデルは、高剛性かつ遠投性能を徹底的に追求したフラッグシップの名にふさわしい一台となっています。その圧倒的なポテンシャルを詳しくご紹介します。

ダイワ 21スティーズ A TW HLCの特徴

21スティーズ A TW HLCの最大の特長は、遠投に特化したMAG-Z BOOSTスプールを搭載している点です。φ36mmという大径のG1ジュラルミン製スプールは、超軽量ながら高剛性を誇り、スプールの肉厚を極限まで薄くしながらも抜群の耐久性を実現。これによりスプールの立ち上がりが非常に鋭く、キャスト初速の速さはもちろん、伸びのある飛距離を実現しています。MAG-Z BOOSTはMAGFORCE-Zのブレーキ特性を更に進化させ、キャスト前半は強い制御を効かせつつ、後半はブレーキが瞬時に一段階戻ることで失速を防ぎ、ルアーが最後まで勢いを保つという画期的な仕組みを備えています。特に中~重量級ルアーを遠投するシーンで、その真価を存分に発揮します。
HLC(Hyper Long Cast)の名が示す通り、このモデルはロングディスタンスゲームに特化しています。インダクトローターには強いバネを採用しており、強い振り切りキャストを行った際にのみローターが作動し、必要な瞬間だけ強いブレーキを発揮。立ち上がりの軽さとキャスト後半の伸びを両立し、遠投性能を限界まで高めています。これはオカッパリの広大なフィールドやボートからのロングキャストで真価を発揮する仕様です。
搭載されているのは、ダイワの最新設計思想「HYPERDRIVE DESIGN」。高精度なギア噛み合いを実現する「HYPERDRIVE DIGIGEAR」により、巻き心地の滑らかさが長期間持続。ピニオンギア両端をベアリングで支持する「HYPER DOUBLE SUPPORT」によって、負荷がかかった状況下でも軽く力強い巻き上げを可能にしています。また、「HYPER ARMED HOUSING」によってフルメタルの剛性ボディが強い負荷に耐え、高い巻き感度を生み出します。さらに「HYPER TOUGH CLUTCH」は耐久性に優れ、塩分環境にも強く、ソルト対応の堅牢さを兼ね備えています。
レベルワインドにはダイワ独自の「TWS(T-WING SYSTEM)」を採用し、ライン放出時の抵抗を最小限に抑え、飛距離とコントロール性を高次元で両立しています。キャスト中のライン放出がスムーズになり、バックラッシュの軽減にも大きく貢献します。
さらに、「MAGSEALED BALL BEARING」の採用により、ボールベアリング内部への水や異物の侵入を防ぎ、高い回転性能を維持しながら耐久性を確保。ソルト対応モデルとして、バスだけでなく多彩なターゲットに挑戦できる懐の深さも魅力です。
ドラグには「ATD(オートマチックドラグシステム)」を搭載。魚の引きに対して滑らかに追従する特性により、不意の突っ込みでもラインブレイクを抑えつつ、しっかりと魚をコントロールできます。さらに、ドラグ引き出しクリックが搭載され、ラインが引き出される際の心地よいサウンドが釣りの臨場感を高めてくれます
ギア比は6.3、7.1、8.1とバリエーションが揃い、巻きの釣りから撃ちの釣りまで多様なスタイルに対応可能です。巻き取り長もモデルごとに異なり、フィールドやルアーに合わせた選択ができます。
21スティーズ A TW HLCは、遠投性能とタフネスを極限まで高めたハイエンドモデルでありながら、DAIWA独自の技術による快適な操作性を兼ね備えた、まさにバスアングラーのための究極の武器と言えるでしょう。ロングキャストで未知のポイントを攻略したいアングラーに、ぜひ手に取っていただきたい逸品です。

21スティーズa tw hlcのインプレ

ダイワの21スティーズa tw hlcのインプレを紹介します。

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